不便の中に楽しさを知り、生きる力を思い出す。
10日ほど前に、突然、炊飯器が壊れました。
「急いで買わなきゃ困るね」って言われたけど
とりあえず、お鍋でも炊けるわけだし。
と、
翌日から家にあった、鍋焼きうどん用の土鍋で炊きました。
2人分、一食だと一合なので、何とか炊けました。
吹きこぼれとか、大変だけど、ぶくぶく、こぼこぽという音を聞きながら
時間を見ながら、
穴から出る湯気を見ながら
火加減するのは、なんだか楽しくて。
しかも美味しい。
ご飯の甘みをひっかり感じられます。
冷めても美味しい。
毎日、帰り時間がまちまちだったり、朝の忙しい時間だと、炊飯器が便利かなとも思ったけど
これが、やってみると何とかなるもんで。
10日やってみて、とりあえず、炊飯器買うより、ご飯炊き用の土鍋欲しいなぁ
と思って、
ついに買いました!
二合炊き用の萬古焼きの中蓋付きの土鍋です。
まずは、使う前に米のとぎ汁を煮立ててくださいとあったので、その通りに。
早速、お昼に炊いてみました♪
強めの中火のまま、火加減いらず。
深さがあるので、吹きこぼれません。
なんとまぁ、便利なこと!
びっくりぽんや〜
今朝まで炊いてた土鍋ごはんより、しっかりめ。
よく噛めていいのかも。
でも、もうちょっとふっくらしっとり柔らかい方がいいなぁ。
内側に水加減の線があるけど、私が自分で計ってた時より、だいぶ水が少ない気がしたので、次回はもうちょっと調整してみよう♪
なんかね、香川に引っ越してきて
不便さの中で生きるように仕向けられてる気がするんです。
東京のマンションにいた時の
便利すぎる異常な便利さから離れてみて
不便さの中で、楽しさや、生きる力みたいなものを思い出させてもらってる気がするんです。
東京のマンションでは、生ゴミはディスポーザーが処理してくれて、
いつでも、ゴミ置場にゴミを出せて
食洗機が食器を洗ってくれて
トイレは自動で流れて
玄関に行ったら電気がついて
どれだけ電気のお世話になってたことでしょう。
写真、懐かしい東京の部屋。
自分たちがどれだけ毎日ゴミを出してるかも実感できない生活。
自分の手で食器を毎食洗ってると
私、食器洗うの嫌いだと思ってたけど好きかも。
と思うようになりました。
前のマンションは、クローゼットも食器棚も作り付けで付いてたから、こちらにきて、色んなものが足りません。
でも、今は仮の住まいだし、何も買い足したくない。
本棚に使ってた扉付きの小さな棚を食器棚にして、そこに入る分だけ食器を出して使ってます。
それで充分なのかも。
工夫することも楽しい。
電子レンジは前から使ってなかったけど、オーブンは使ってたので持ってきてはいるけど、
置くとこないし、今は使ってません。
炊飯器は、保温があったら便利だとも思うので、いずれは買うかもしれないけど
当分いらないな。
香川に引っ越そうと思った始まりのインスピレーションのひとつに
“自給自足”
というのがあって
それは、色んな意味で、色んなことにおいて
“自分の身一つで生きられるように”
っていうことを思うのです。
実際には、身一つで生きていくわけじゃないけど
そういう生きる力を思い出したいんじゃないかなあと思うのです。
レイキの本質もそうですけどね。
これは、あくまで体験で、木を切って生活してるわけではありません(笑)
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2015.11.20 09:08
2015.11.20 08:05